ジブリ映画「君たちはどう生きるか」は原作小説とは関係ないオリジナル作品

ジブリ映画「君たちはどう生きるか」は原作小説とは関係ないオリジナル作品

2023年に公開された宮崎駿監督最新作「君たちはどう生きるか」には同タイトルの吉野源三郎の小説「君たちはどう生きるか」があります。

小説「君たちはどう生きるか」は、ジブリ作品の「君たちはどう生きるか」の原作という関係ではありませんがいくつかの共通点があります。

吉野源三郎の小説「君たちはどう生きるかは」1937年に出版されています。

ジブリ映画「君たちはどう生きるか」と、小説との共通点としての関係をまとめました。

【君たちはどう生きるか】小説

「君たちはどう生きるか」には同タイトルの小説があります。

小説

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2023年出版 ポプラ社
「君たちはどう生きるか」
吉野源三郎著
1,045円⇒70%off

ジブリ映画「君たちはどう生きるか」には著者は吉野源三郎(1899~1981年)の同タイトルの小説があります。

「君たちはどう生きるか」は今から約90年前の1937年に出版された小説で、2017年に漫画化。その後ジブリ作品の関連作品に。

    小説「君たちはどう生きるか」の発行部数が累計180万部となり、岩波文庫歴代1位となりました。

    小説「君たちはどう生きるか」はマガジンハウスなどからも出版されており、合わせると180万部をもっと超える発行部数となった作品。

    小説は、1937年という戦前の少し古い時代が舞台のため、現代とは少し不一致感を感じることがあったり、難解に感じることもあります。

    漫画化

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    2017年 マガジンハウス
    「君たちはどう生きるか」
    羽賀翔一著
    1,120円⇒70off 

    吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」は、2017年8月に羽賀翔一によってマガジンハウスから漫画化されました。

    漫画「君たちはどう生きるか」は、わずか半年で145万部を突破、2018年3月には累計200万部を突破しました。

    その後も、2023年公開のジブリ作品「君たちはどう生きるか」の関連作品として注目され発行部数を飛躍的に伸ばしています。

    吉野源三郎著の原作である小説版よりも、漫画の方が簡単に読めるということもあり発行部数がかなり多くなっています。

    ジブリ映画と小説の関係

    ジブリ映画「君たちはどう生きるか」と同タイトルの小説の共通点をまとめました。

    ジブリ作品と原作とは関係ない

    まず、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」は、ジブリ作品「君たちはどう生きるか」の原作という関係ではありません。

    ただ、ジブリ映画と小説には複数の共通点があるため、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」が原作小説と言われることもあります。

    ジブリ作品と原作小説4つの共通点

    ジブリ映画「君たちはどう生きるか」では吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」と以下4つの共通点があります。

    1. タイトルが同じ
    2. 作品の中で本が登場する
    3. 少年が主人公
    4. 先ゆく人としての叔父さんが登場する

      ジブリ映画「君たちはどう生きるか」と、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」は同じタイトルです。

      また、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」は、ジブリ作品の中で、空襲で亡くなった主人公の眞人のお母さんが残してくれた本として登場します。

      そのことから、ジブリ映画「君たちはどう生きるか」は、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」からタイトルを借りたということになります。

      また、主人公の少年を導き役として、叔父さんが登場します。

      ただ、ジブリ作品では少年の生き方と叔父さんは相反する生き方を選び、小説では叔父さんと少年は同じ方向を歩む役として登場します。

      原作「君たちはどう生きるか」の意味

      原作小説や漫画の「君たちはどう生きるか」は、成長期にある少年が、おじさんとのやり取りから自分を発見していく話。

      主人公のコペル君が生活や学校や友人関係から人間のありように悩み、人間にとって何が大事かや、自分や他人の人間尊重やきずなを学んでいく。

      そして吉野源三郎自身が読者に対して「君たちはどう生きるか」と質問を投げかけている。

      ジブリ「君たちはどう生きるか」の意味

      ジブリアニメ「君たちはどう生きるか」に登場する叔父さんは、善と悪の入り乱れた人類の末をを思い嫌気がさすような地上を諦め、下の世界に生きることを選びます。

      「殺し合い奪い合う愚かな世界に戻る。じきに火の海となる世界だ。」でどう生きるかを主人公眞人に問います。

      眞人は地上に戻り、友達を作る、助け合える仲間を作ることで愛を広げていきたいと考えます。

      ジブリ作品では、恐らく吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」で描かれる人間同士の愛の関係を育むことを前提として考えていると思います。

      ただ、善悪もある人間世界、情けない人間社会かもしれない、次期大きな不幸が襲う地球かもしれないが、自分を信じることができるように信頼できる仲間の愛を広げていきたいと眞人は答えます。

      まとめ

      ジブリ作品「君たちはどう生きるか」は、吉野源三郎小説「君たちはどう生きるか」を原作小説としている関係ではありません。

      ジブリ作品「君たちはどう生きるか」はオリジナルストーリーになっています。

      しかし参考作品にはしているため共通する部分もあるため原作小説と表現されることもあります。

      ジブリ映画「君たちはどう生きるか」は、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」の小説を、一歩進めた作品になっているのではないかと思いました。

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